令和世代を突き刺す躍動するせつなポップチューン、Billyrromが担うトーキョー・トランジション・ソウル

CRJ TOKYOが選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲を紹介する。今回ご紹介するのは、Billyrromの『Solotrip』。


突如として現れた東京ライブハウス・シーンに新しい潮流を引き起こすインディペンデントに活動するバンド、Billyrromが2023年2月8日に「Solotrip」をリリースした。


2023年2月27日付のCRJ TOKYOチャートでは堂々の1位を獲得、彼らの音楽に迫っていく。


時代を映し出すシリアスなポップチューンの誕生

2020年結成、現役大学生による6人組のインディペンデントなスピリットを持つバンドである。ネオなシティポップ、2023年リマインド。令和ポップ世代を突き刺す、時代を映し出すシリアスなポップチューン「Solotrip」がリリース。


昨年、バンド飛躍のきっかけとなった3カ月連続シングル・シリーズ「Danceless Island」(2022年9月21日)、「Defunk」(2022年10月26日)、「Narrator」(2022年11月30日)。年が明けて、Billyrromは満を持して自信作「Solotrip」をリリースする。Billyrromにとってバンドの名刺代わりとなるナンバー。


軽快なギターリフ&カッティングに誘われる、夜の都市を駆け抜けるかのような高揚感。疾走感あふれる爽快なビートに刻まれる、煌びやかかつ痛快な音使い。最新チューン「Solotrip」で描かれるのは、タイトルからも伝わる通り“個の時代”の葛藤を表現したアーティスト宣言である。人生において明らかにすべき宝物を導き出すハイヤーセルフな精神性。自己とは他者がいるからこそ自らの存在が浮き彫りとなり定義されるという本質。Billyrromは、痛快なアーバンポップに乗せて、“生き延びる”ことへの衝動をクールかつエモーショナルにプレイする。


死ぬまで続く自分との旅行

メンバー総意として届いた楽曲に込められたものとして以下のように語っている。


「人生において自分の在り方や立ち振る舞い、取捨選択など色々考えたり、葛藤したり。自己の二面性と戦ったりそういう部分を抽出した楽曲。そうした死ぬまで続く自分自身(solo)との無限の時間を旅行(trip)に例えて、"Solotrip"と題した。」


「Danceless Island」、「Defunk」、「Narrator」と3作連続リリースによって急成長を遂げたBillyrrom。そして誕生した、ライブでも盛り上がるせつなポップなキラーチューン「Solotrip」。ソールドアウトしたワンマン追加公演となる、2023年2月25日開催『Billyrrom Additional One-Man Live』において鍵となる作品の完成である。次世代へと進化し続けるサウンド=“トーキョー・トランジション・ソウル”を奏でる彼ら。新時代を切り拓いていくだろう。


【New Single】

Solotrip

Artist: Bilyrrom

℗© 2023 SPYGLASS AGENT

Link: https://nex-tone.link/A00111718

(構成:赤金諒亮)

CRJ TOKYO

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